HF RFID「ICODE® ILT‑M」搭載製品の取り扱いを開始

~物流・製造・医療・文書管理などに最適な高性能HF RFIDソリューションを提供~
ポイント株式会社は、NXP社の高性能HF(13.56 MHz)パッシブICタグ向けチップ「ICODE® ILT‑M」を搭載した ラベル・タグ・カード製品 の取り扱いを開始します。標準対応規格はISO 18000‑3 モード3(EPC Class‑1 HF)で、密集環境でも高い識別性能を発揮します。
🔎 ICODE® ILT‑Mとは?
NXPのICODE® ILT‑M(SL2S1412/SL2S1512/SL2S1612)は、512 bitユーザーメモリやEPC約240 bit、96 bitユニークTIDを搭載。電子商品監視(EAS)機能や、最大800タグ/sの高いアンチコリジョン性能を実現しています。受動型で動作し、最大1.5mの読取レンジを誇るため、物流倉庫や流通、医薬品管理、書類トレーサビリティなど幅広い用途での導入が期待されます。
項目 | 内容 |
---|---|
チップ名 | ICODE® ILT‑M(SL2S1412 / SL2S1512 / SL2S1612) |
規格対応 | ISO/IEC 18000-3 Mode 3(EPC Class‑1 HF) |
動作周波数 | 13.56 MHz |
メモリ構成 | 512ビット(ユーザーメモリ)、240ビット(EPC)、96ビット(TID) |
アンチコリジョン性能 | 最大800タグ/秒 |
通信距離(参考値) | 最大約1.5メートル(環境・リーダーに依存) |
セキュリティ機能 | EAS(Electronic Article Surveillance)、パスワード保護 |
動作温度範囲 | -40℃ ~ +85℃(チップ仕様) |
主な用途 | 物流、製造、医療、文書管理、図書館、資産管理など |
🎯 用途別ラインアップ
-
ラベル型:書類や小物の識別に適した薄型&高性能ラベル
-
タグ型:積層や密集した倉庫内でのトレー管理に有効な耐久仕様
-
カード型:社員証やアクセスカードなど印刷に対応するカード仕様 。
📌 ポイント株式会社での導入メリット
-
トレーサビリティ強化:読取精度が向上し、重なった状態でも正確に識別
-
管理コストの削減:バッテリー不要のパッシブタイプで運用・管理が容易
-
規格対応で安心運用:ISO 18000‑3モード3・EPC Class‑1 HF完全準拠
🔧 サポート体制と提供開始時期
2025年8月1日より取り扱いスタート予定。ポイント株式会社は導入前の企画相談から、設計・製造・サプライチェーン組み込み、導入後の保守・サポートまで一気通貫で支援いたします。
▶ ICカード・FeliCaカードの購入販売サイト
https://iccard.net/
▶ ポイント株式会社 公式コーポレートサイト
https://point-corp.jp/